TEIC創始者の思いと設立背景


挨拶 – Michael Cusumano

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東京起業推進センターTEICは、MIT-REAP*での学びをもとに、起業推進エコシステムの一つの中心となるべく設立されました。TEICは、次の項目にフォーカスしています。 1つ目は教育です。どうすれば起業家のように独創的に考え挑戦し、チームの一員として学部学科を超えて協力できるかを教授します。2つ目は、2種類のアントレプレナーシップです。起業や技術のライセンシングに関心を持つ教授や学生を支援します。また、新しいビジネスの開発方法などを企業が学べる環境を提供します。3つ目は、科学や技術が原動力となるアントレプレナーシップIDE(Innovation Driven Entrepreneurship)です。それが日本及び世界経済の成長の機会を作り出します。TEICは、教育、育成、ネットワーキングそして研究の4つのハブから構成されています。これら4つのハブが緊密に連携し、活動やイベントを行うことで、我々の未来は非常に明るくなると信じています。

TEIC – 組織目的図

設立の背景

本法人の母体となっているのは、東京理科大学において起業推進のために設立されたTokyo Entrepreneurship & Innovation Center (通称TEIC)です。

今後の我が国の産業の発展を考えた場合、技術的優位性の追求のみでなく、新しい技術を活かして社会的イノベーションをどのように創出するかといった視点も重要となってくるでしょう。翻ってみるに、日本の理工系大学では、科学技術の教育は熱心に行われてきましたが、その社会還元やビジネス化は軽視されて来たきらいがあります。研究は大学、商売は企業、とサイロ化されており、共同研究においてもそのあたりの意識の違いから、必ずしもうまく進まないケースもありました。

そこで、東京理科大学では、起業家育成教育に力を入れることとしました。これは、単に学生がベンチャー企業を起こすことを目指すだけでなく、技術シーズを事業化するマインドを育てることも目的としています。

そのために、大学、リスクキャピタル、企業、起業家、政府の5つのステークホルダーから成るチームを結成し、2015年よりMIT-REAP (Regional Entrepreneurship Program)に参加しました。これは、MIT Sloanが世界規模で実施している「それぞれの地域に合った起業家育成エコシステムを構築するためのコーチングプログラム」です。約2年間かけて戦略を立案し、2017年12月にエコシステムの中核となり得るオープンセンターを立ち上げました。それがTEICです。

TEICの目的は大きくは2つあります。一つは、5つのステークホルダーを互いに結びつけ、起業家が次々と生まれる環境を作ることです。もう一つは、起業家育成教育の実施である。Education、Research、Networking、Nurturingという4つのハブを設け、学生に対する起業家教育、その研究、ネットワーキング、起業の支援を実施してきました。

この度、TEICをオープンセンター化し、その活動範囲をより広げるために2018年4月に一般社団法人とすることとしました。