東京理科大学EDGE-NEXT事業「宇宙×ビジネスハッカソン」最終日(11/6)開催報告

11月6日(土)に「宇宙×ビジネスハッカソン」の最終日をオンラインで開催しました。

本イベントは、モノ作り体験と企業の方とのコミュニケーションを通じ、大学での学びを活かしたイノベーション人材の育成、企業の方とのネットワーク構築等を目的として開催されました。

東京理科大学以外からも広く参加者を募り、異なる分野を専門とする学生同士が力を合わせ、社会に対して新たな価値を創出することに挑戦しました。 今回のテーマは「宇宙探査技術で地上を救うビジネスアイデア!」で、企画・運営を東京理科大学の学生発ベンチャーである株式会社宇宙の学び舎seedに委託して実施しました。

最終日となる11月6日は、各チームのビジネスアイデア発表と、そのビジネスの実現に向けてカスタマイズした探査ローバーの遠隔デモンストレーションを行いました。

【出場チームの発表概要】
 チームA:家庭用お掃除兼見守りロボ「AnteNNa」
 チームB:不整地踏破性を活用したインフラ点検ロボット
 チームC:平時に企業向けサービスを提供し、災害時に救助活動を手助けする「Pot-Bot.」
 チームD:環境を守る食糧栽培ビジネス
 チームE:ROVERを用いた太陽光パネル管理にゲーム要素を加えたビジネス
 チームF:貧困地域を対象とした害虫駆除
 チームG:遠隔サファリパーク
 チームH:遠隔操作可能な盲導犬ロボット

審査は、「課題の質」「課題のオリジナリティ」「プロダクトの完成度」の基準に基づき、スポンサー企業様及び本学教員によって行われました。また、審査集計時間には、スポンサー企業様などからインスピレーショントークとして事業紹介いただきました。

最優秀賞に輝いたのは、チームGの「遠隔サファリパーク」でした。飼育下に置かれた動物が、限られた空間や刺激のない環境によるストレスを感じていることを受け、遠隔探査マスコット「探査たん」の操作にゲーム性を持たせて、退屈している動物と人間の両方が楽しめるサービスを開発しました。

続く優秀賞は、チームBの「不整地踏破性を活用したインフラ点検ロボット」に与えられました。住宅屋根を対象として打音検査により瓦の破損を点検する機能と、太陽光発電所を対象としてソーラーパネルの層間剥離不良を検出する機能を開発しました。

アイデア賞は、チームEの「ROVERを用いた太陽光パネル管理にゲーム要素を加えたビジネス」でした。

技術賞は、チームCの「平時に企業向けサービスを提供し、災害時に救助活動を手助けするPot-Bot.」でした。

惜しくも受賞を逃したチームも、多彩なビジネスアイデアを考案し、創意工夫に富んだプロダクトを実装させました。審査員からも、2週間という短い期間でユニークなアイデアを形できたこと、何よりも参加者が楽しんで取り組んでくれたことが素晴らしかったとの講評をいただきました。

本ハッカソンを通じて参加学生からは、「初めて会った仲間と話し合いを重ね、一つの物を作り上げていく体験が新鮮で面白かった。」「アイデアを出しあったり、課題の克服繰り返したり出来たのがとても良い経験になり、他のチームの発想や技術を見ることができたのも面白かった。」「ビジネスアイデアを考えるビジコン、技術を追求するハッカソンの双方を融合させたような企画で、経済の知識・電子工作の知識一方では完結しない融合型であった点が面白かった。官民問わず、宇宙開発のPMを行ったり活動をする人材にはそういった分野横断型で、それでいてどの分野にも深い知識がある人材が必要とされていると思うので、現代の流れに適した素晴らしい教育機会になったと思う。」といった感想をいただきました。

改めまして、本イベントでご協賛いただいた以下の企業様、並びにご多忙の折メンターとしてご協力を賜りました社員の皆様には、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

株式会社日建設計 様
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 様
メタウォーター株式会社 様
株式会社AndGo 様
株式会社GRIPS 様

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(参考)本イベントは、東京理科大学主催、東京理科大学が設立した一般社団法人東京起業推進センター(TEIC)共催のもと、文部科学省「次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)」の一環として実施されました。